朝日杯フューチャリティステークスの2歳牡馬

2011-10-04

このレースは中山競馬場の1600mを使い、第一コーナーの奥からのスタートになります。用はマイルでは特殊ともいえる3つのコーナーワークが要求される事になります。また、中山競馬場のコースでは最終の上り坂を省けば下り坂が続くため加速しやすく、先行馬に利があるレースと判断できるでしょう。
はじめの2コーナーまでの直線が短距離なので、外枠スタートの競走馬がやはり大きく距離のロスを受けてしまい、その対応の必要から16頭でフルゲートとなっています。
こういったコーナーの数、騎手の位置取りによって結果がガラリと変わってくるレース展開が、現在においてのチャンピオン決定戦として果たして相応しいのか?という疑念が持たれているのです。
競走馬の早熟度が求められるクラシック戦線の希少なレースの中で、有力馬を持つ陣営達がこの朝日杯を最終目的に設定する場合、どうしても早い新馬デビュー、早い重賞勝利が必要になってきます。このようなローテーションを巧みにこなしいざ出走するに至っても、中山競馬場独特のコースの難しさによる競走馬の能力意外の要素による負けの可能性を考えると、先の目標である有馬記念2011も行われる2000mが使われるラジオNIKKEI杯2歳ステークスに方向を定める有力馬が関西を主体に増加しているのも自然な成り行きでしょう。
要は朝日杯フューチャリティステークスの2歳牡馬チャンピオン決定戦としての機能自体が疑問視されているという事に他なりません。このような風潮を打開するためにもJRAのこれからの改善案に、競馬各関係者の関心が集まっているのがこのレースが置かれている現状だと言えます。

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